この度日本ペイント コンピュータ調色システム「カラボ」を導入しました。

これまでの職人としての経験と知識に加えて、コンピュータによる計算も合わさることで、高精度な色相の再現と短納期を実現することが可能になりました。

ここで調色の工程を簡単に紹介させていただきます。

これまでの調色では、メーカーの見本のデーターをもとに色見本を作成して、少しずつ現車の色相に近づけていくために多くの時間がかかっていました。
鈑金塗装の中の工程の一つである「調色」という作業は難易度の高い技術であって作業する人や塗色によって精度が大きく左右される分野でもあります。
そこで今回導入した調色コンピューターによって、精度のばらつきを抑えることが出来て、高品質な塗装を提供できるようになりました。

こちらの塗色でいえば、1のテストピースはメーカーが提供する配合データーで作成したものですが、一目瞭然で違うのがわかります。

それをコンピュータの計算によって補正していくと3回目のテストピース作成で現車の色合いに合わせることが出来ました。

今回の調色用コンピュータの導入は鈑金塗装の工程では唯一コンピュータが大きく活用できる部分であります。

それによって、これまで以上の品質向上も可能になりました。

キズやヘコミまたは不幸にも事故にあわれた場合でも、一度糟屋郡新宮町の本田鈑金工業へご相談ください。