粕屋郡新宮町のお客様から板金塗装のご依頼です。

3月の春一番のような風の強い日に助手席のドアを開けた際に吹き飛ばされるように開いてしまい、ドアが折れて閉まらなくなってしまうくらい変形してしまいました。

こうなってしまうと、表に見える変形は少なくてもドアは交換になってしまいます。ドアの前部分を固定しているピラーと呼ばれる部位にも変形がみられますので、こちらも修正していきます。

ドアの内側は無理に開いてしまったために、ドアヒンジの取り付け部やこれ以上ドアが開きませんよというストッパーの役割をするドアチェッカーと呼ばれる部品とともに、それが取り付く部分も変形しています。

ヒンジやストッパーの取り付け部分は通常のドア開閉領域を越えて開いてしまったために変形しています。

フロントフェンダーも開いたドアに押されていまして変形が見られます。フェンダーの内側には接触したキズがありますので、そちらも修正して塗装します。

新品のドアパネルを車両本体に仮合わせをして、その後下処理をしたら単品で塗装します。

ドアを交換する際に必要な付属部品や今回の事故で損傷してしまった部品を交換して組付けます。

黒い塗装の車は磨きの工程が大変ですが、きれい仕上げるとビシっと引き締まりますね。

今回は保険を使用して修理しましたが、自費でお支払いされる修理や予算のない場合はリサイクルパーツを使用されますと必要になってくる部品も付属していたりしますので、ぐっと部品代を抑えることもできます。

そういった場合もぜひ一度、粕屋郡新宮町の本田鈑金工業へご相談ください。

この度はご依頼いただきましてありがとうございました。