福岡市東区のお客様より、追突されたとのことでの修理依頼です。
見た目以上に損傷が大きく、左右のリヤフェンダーにも歪みが出ていまして、内板骨格の修正が必要になります。
リヤパネルは交換になりますので、内装の部品を分解して、テールゲートも分解と取り外しをして、新品のパネルを仮付けします。
フレーム修正機にセットして、フロアパネルと骨格部分の修正をします。
この段階で左右のリヤフェンダーの歪みの大部分は直っていきます。
スポットカッターという特殊な刃でスポット溶接を一個一個はずして、リヤパネルを取り外します。
それからフロアパネルを当て盤とハンマーで馴らしていきます。
こちらが取り外したリヤパネルです。
そして新品のリヤパネルをスポット溶接機をつかってとりつけます。
位置を間違えないように慎重な作業が求められます。
下処理が終わったら、塗装作業に入ります。
フロントバンパーは今回の事故とは別になりますが、一緒に作業します。
別事故でも同時にご依頼されますと費用の削減にもなります。
テールゲートもサフェーサーを入れたら下処理をして塗装します。
いきなり完成の画像になりますが・・
組み付けと磨きそしてリヤ事故の修理で大事なのが雨漏れのチェックです。
通常シャワーテストと呼ばれて新車の完成検査でもしつこく行われています。
洗車程度の水の量では問題なくても、じわじわと侵入してくるケースもあるので、ある程度の時間は水をかけ続けなくてはいけません。
そしていろいろとチェックをして問題がなければ晴れて納車ということになります。
今回は対物保険での修理になって、100対0の過失割合でした。
よって工場代車ではなく、レンタカーをご利用いただきました。
このような事故のケースでも保険会社とのやり取りや代車の手配も当店でいたします。
お気軽にご相談ください。
この度のご依頼ありがとうございました。